台風5号、姉川氾濫

8月6日から7日にかけて、台風5号が滋賀県南部を横断した。この影響により、長浜市の一部に記録的短時間集中豪雨があり、かって氾濫したことがない姉川が溢れ、深夜に住宅街を猛烈な勢いで流れる濁流の光景がNHKのトップ・ニュースで全国配信された。

姉川と言えば、戦国時代に織田信長・徳川家康連合軍と朝倉・浅井連合軍との“姉川の戦い”の激戦で歴史に残っている。私が近江の旧街道歩きの一環で、北国脇往還を関が原から木之本まで歩いた時に、姉川古戦場跡を通った。丁度、北国脇往還の中間地点に当たり、野村橋で姉川を渡った。

今回の氾濫地点である長浜市大井町とはどの辺りにあるのか調べて見た。姉川は伊吹山系を水源に持ち、長浜市を横断して琵琶湖に注ぐ延長39km、琵琶湖に注ぐ120本の一級河川の第9位の大きさである。地図で調べると氾濫した大井大橋付近は、姉川古戦場から西へ5.5km、琵琶湖河口の南浜へ5.1kmの地点である。

古戦場跡の野村橋から見た限りでは堅固な堤防が続いていたが、今回の氾濫地点は、生活道路のため堤防がない、“切り通し”と呼ばれる場所で、県のHPには、『水害の伝承・先人達の知恵』として、長浜市大井町の切り通しについてこんな記述がる。
 通行のために堤防を切り落とした“切り通し”と呼ばれる場所がある。洪水の前に板をはめ、堰き止める。判断は区長がする。(滋賀県HP『水害の伝承』より一部抜粋)
 ブルーシートと木材で作った手作りの堰。水に慣れた住民は実はいまもこの運用を続けていたのです。
(毎日放送)

今回は急で真夜中だったため、間に合わなかったらしい。








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