神鋼事件は“品質日本”へ打撃
「神戸製鋼の検査データ偽造は、一民間企業の問題に終わらない。高品質が誇りで売り物だった日本の技術に対する国際的評価を一気に下落させた」と米国の有力紙であるNYタイムズが10月10日付けで論評した。
「同じ製品でも、日本製はその品質の故に高価格でも、他国製の安価な製品に比べて優位に立っていたが、最近の一連の日本企業による品質偽証で、その評価は地に落ちた」として、先週の日産自動車での無資格検査員による製品検査、昨年の三菱自動車とスズキ自動車の燃費偽証、東洋免震ゴムのテスト改竄、実際に多数の死傷者まで出したタカタのエアバッグなど具体的な例を挙げている。
「日本企業は品質問題に神経を使っているが、何か問題が起こる度に第三者委員会で検証している。高度の技術力がある日本で、日常の作業手順の中から、自社で問題点を見出せなかったのか」と疑問を呈している。
「国際競争激化の時代で、日本はテレビや携帯電話、パソコンなどの分野では一歩退いたが、高付加価値のある精密機器、特殊化学製品、センサーやカメラなどでは、世界の先端を走っている。そのいずれもが、製品の品質の信頼性にある」と指摘し、神鋼事件は全日本の信頼性を揺るがす重大事であるとしている。
かって、日本製といえば、安かろう悪かろうの代名詞。ボブ・ホープが映画の中でピストルを構え、弾が出ないと、「メイド・イン・ジャパン!」と言って大笑いをとった時代があった。先人はこれを屈辱として高品質の技術向上に走ったのである。
「社長が退陣しただけで問題は解決しない」とのNYタイムズの指摘は正論である。
「同じ製品でも、日本製はその品質の故に高価格でも、他国製の安価な製品に比べて優位に立っていたが、最近の一連の日本企業による品質偽証で、その評価は地に落ちた」として、先週の日産自動車での無資格検査員による製品検査、昨年の三菱自動車とスズキ自動車の燃費偽証、東洋免震ゴムのテスト改竄、実際に多数の死傷者まで出したタカタのエアバッグなど具体的な例を挙げている。
「日本企業は品質問題に神経を使っているが、何か問題が起こる度に第三者委員会で検証している。高度の技術力がある日本で、日常の作業手順の中から、自社で問題点を見出せなかったのか」と疑問を呈している。
「国際競争激化の時代で、日本はテレビや携帯電話、パソコンなどの分野では一歩退いたが、高付加価値のある精密機器、特殊化学製品、センサーやカメラなどでは、世界の先端を走っている。そのいずれもが、製品の品質の信頼性にある」と指摘し、神鋼事件は全日本の信頼性を揺るがす重大事であるとしている。
かって、日本製といえば、安かろう悪かろうの代名詞。ボブ・ホープが映画の中でピストルを構え、弾が出ないと、「メイド・イン・ジャパン!」と言って大笑いをとった時代があった。先人はこれを屈辱として高品質の技術向上に走ったのである。
「社長が退陣しただけで問題は解決しない」とのNYタイムズの指摘は正論である。
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