「青空文庫」利用者急増



本日の毎日新聞デジタルに、「文学作品公開サイト『青空文庫』、利用者急増」のニュースが出た(こちら)。市立図書館が新型コロナ感染防止のため閉館し、新しい本が借りられなくなって「青空文庫」に駆け込んだ私と同じ考えの同好の士が多かったと知って、なんだか嬉しくなった。


記事によると、外出自粛要請が出るまでは「青空文庫」の利用者は1日当たり8万~11万人で推移していたが、緊急事態宣言が7都道府県に出た47日は16万人と急増、425日~57日は連日13万人を超え、51日は21万人、7日は15万人に上ったとある。


私が試みに読み始めたのは5月に入ってから。それまでは市立図書館で借りた本がまだ手許にあったからで、その意味では「青空文庫」に着目したのは、この世間趨勢から見れば「オクテ」である。


このブログページの「今日読み終わった本」でアップした青空文庫から読んだのは森鴎外の「山椒大夫」が最初で57日だった。前述、毎日新聞記事にある「57日は15万人」の一翼を担っている。その後、「青空文庫」で517日に読み終わったのに江戸川乱歩の「怪人二十面相」がある。


毎日新聞記事によると「童話や児童書のアクセス(閲覧)数が大幅に伸びている」とある。私のように80才を越した良い老人が「怪人二十面相」を読むのも、この児童書の読書数に含まれている。


「青空文庫」のホームページには、アクセスランキング(読書数の多い記録)が月ごとに出ている。私が読み始めた5月はまだ月間集計に出ていないが、参考までに私が5月に入ってから読んだ「山椒大夫」と「怪人二十面相」の4月のランキングでは、「山椒大夫」がXHTML版では150位の1146人、テキスト版で157位の447人、「怪人二十面相」はXHTML版で94位の1640人、テキスト版で15位の2312人とあった。


私と同じ好みの人が全国に相当おられるのを知って力を得た。ちなみにランキングを斜め読みにした印象では、多いのが夏目漱石や森鴎外、志賀直哉、芥川龍之介が目を引いた。新しい作家の作品は、まだ著作権が失効していないため「青空文庫」の書棚には出て来ない。






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