突然ペンを折ったブロッガー



私が殆ど毎日閲覧していた、愛知にお住まいのブロッガーが、昨8月14日に投稿6000回に達したのを機に12年に亘るブログを終了するとの最終更新があった。「一生懸命歩いて来たが、もう限界で毎日歩くのが辛くなった」のがその理由とある。


毎日のブログを読んでいると、その人の考え方や性格がある程度判る。相当几帳面な性格らしく、ペンを置いた理由に「毎日歩くのが辛くなった」とあるように、毎日欠かさず投稿されていた。それも、一日に3件も4件も更新する日もあった。私のように、一日一件に固執し、時々サボリ、別のテーマがあってもタイミング遅れを気にせず翌日に回すというチャランポランな所がない。また、止むを得ず中断する場合は、その旨予告する律儀さである。


取り上げられるテーマがまた広範囲で、政治・経済など時事問題から野球や相撲、芸能、ゴルフなど極めて多彩である。元地方議員を務めておられた経験から、中央政府や地方議会に関するテーマが私の大きな関心だった。アンチ安倍の姿勢が強く、その批判意見は傾聴に値したが、そうかと言って極端な左傾思想でもなく穏健派である。特に専門の地方議会の運営や議員の行動など、教えられる情報が多かった。


長年、民間企業にも勤務され海外営業にも携わった経験談もあり、私と同じ畑の出身だった共通点がある。年齢は私より5~6年若いようだがほぼ同世代で、テーマにより昭和の香りが漂って来る楽しさもあった。


今回、終了決意をされたのは、毎日続けなければならないと自分で決めた義務感に縛られた感がある。例えば、特段のテーマがない時は広く知って貰いたいウェブ記事をコピペするだけの日もあった。ブログは好きな時に好きな話題を投稿すれば良いので、欠かさず続けたからと言って運営会社から皆勤賞が出る訳でもないが、自分で自分に課した日課がその律儀さゆえに継続に重荷を感じられたようである。


ブログは元々、電子日記として導入され、自己の記録と同時に日頃感じたことや鬱憤を吐き出して欲求不満を晴らす場でもあった。日本を滅茶滅茶にした首相に対する不満を思いきりぶつけて世論を動かす一石となる場合もある。精神衛生にも良い。


「取り敢えず終了」と再度登場の可能性を示唆する挨拶の辞があったので、次回から「毎日」に縛られることなく、自由な新しいシリーズを期待したい。



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