誰も判らないことだらけ



全世界数十億人の誰もが等しく初体験の新型コロナ及びその変異株である。元々の発生源や伝染経路、感染伝播の原因など夫々論議されているがいずれも推測の域を出ない。ワクチンが開発されたが、感染が防止される確たる証明はされてはいない。現段階ではトライ・アンド・エラーで要するに試行錯誤の状態である。


スペイン風邪やサーズなど、歴史上でパンデミックと言われて世界中に流行した疫病があったが、詳細不明のまま収束してしまって現在の新型コロナに対応しうる参考情報はない。新型コロナのワクチンも感染防止が期待されるためのものであり、罹病してしまった場合の治療薬ではない。恐らく治療薬が開発されるまでに収束し自然消滅するに違いない。人間の病気には「日にち薬」と言われて時間の経過と共に治るものもある。


市の感染症対策室から「新型コロナ感染症予防接種のご案内」という通知とワクチン接種のクーポン券が高齢者を対象に送られて来た。中には接種予約の際に提出する予診票が入っていて、現在の体調や既往症、毎日服用している薬などを記載することになっている。その中に「接種を受けられないことがある」と羅列された例文の中に、「血をサラサラにする薬」という項目が目に付いた。


私が毎日服用している薬の中に「リクシアナOD錠60mg」というのがある。薬と一緒に貰った「薬のはたらきと飲み方」の説明の中に、「血液の凝固を押さえる。血液を固まらせる働きを押さえ、血液が固まりやすくなっている状態を改善し、血管内で血液が固まって生じる疾患(血栓塞栓症)を予防する」とある。平たく言えば血をサラサラにする薬と見られる。


今日、毎回この薬を処方してくれるかかりつけの医者の定期検診があった機会に、この薬がワクチン接種可否に関係するのか聞いてみた。「特に気にする必要はないと思うが、幸い貴方は今日の午後済生会病院の検診があるので、セカンドオピニオンとして大病院の医師に聞いてみたらどうか」と言う。午後は済生会病院の消化器内科の定期検診があったのでついでに聞いてみた。「処方した“かかりつけ医”が良いというなら問題ない」と言う。


要するに、“かかりつけ医”も大病院の医師も誰も判らないのである。結局は自己責任で自分で判断するしかない。




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