テーマ:音楽

パウル・バドゥラ=スコダの死

パウル・バドゥラ=スコダ。久しくお目にかからなかった名前である。久しぶりに聞いたと思ったら、最近のニューヨーク・タイムズの訃報欄だった。91才とある。イエルク・デムスとフリードリッヒ・グルダと共に「ウィーン三羽烏」の一人として世界的に知られた名ピアニストだった。 パウル・バドゥラ=スコダはPaul Badura-Skoda が…
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久方ぶりのオーケストラ演奏会

クラシック音楽好きとあって、京都に住んでいる時は良く演奏会場に足を運んだ。管弦楽だけでなく、室内楽やピアノ独奏会などで幅広く、頻度はむしろ後者の方が多かった。催される演奏会は大規模な管弦楽よりは多かったためでもある。加えて京都という土地柄、現在居住している滋賀より音楽会は盛んだったようである。 という訳で、最近は音楽会に参加する機…
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オーディオ名門また撤退報道

「かつて一世を風靡したオーディオ界の名門ブランドが、またも事実上の撤退に追い込まれた。創業70年を超えるオンキヨーが今月、主力の音響事業を外資に売却することを決めた」。産経ニュース5月27日電子版の報道である(こちら)。 オーディオ機器はレコード盤の発展と歩調を合わせて進歩して来た。初期のレコードはSP盤と呼ばれた78回転…
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森山加代子と昭和のポップ曲

一時代を風靡して今は名前も聞かなくなった人の訃報に接すると、「アレッ!まだ生きていたの?」と不謹慎な気持ちが起こる。昨日聞いた森山加代子の死亡ニュースもその一つである。ただ、彼女は私より2才年下だから同年代と言える。 彼女の「月影のナポリ」という歌がヒットしたのは私のまだ20才過ぎだった。半世紀以上も前の「リンリンと胸の鳴るリ…
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音楽の秋

先般、久しく逢わない友人からメールを貰った。音楽好きの二人連名宛で、「NHKテレビの音楽番組、“クラシック音楽館”でブルックナーの交響曲第九番を聞いて音楽の秋を楽しんだ」との内容だった。その返信として三人が電子メールのプラットホーム上で音楽に対する所信を交換しながら、お互いの無沙汰の近況を知らせ合う至福の時間であった。 時…
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YouTube のお邪魔ムシ

ネット上ではYouTube を介して名演奏家のクラシック音楽をタダで聞ける時代になっている。お陰でレコード店のCDやDVDの棚に並んでいる好みの曲を探し漁る楽しみは昔話になってしまった。YouTube では単に音楽を聴くだけでなく、今は亡き往年の名演奏家の当時の姿を見ながら聴けるライブ録画もある。 ネット上のYouTube…
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残されていたショパンの心臓

ショパンは生存中、精神医学でいう“生き埋め恐怖症”で、死に際には「私の胸を開いて心臓を取り出して欲しい。そうすれば、生きたまま埋められることはない」と叫んだと言われる。 パリで客死した彼の遺体は、地元の墓地に埋葬されたが、遺言通り彼の心臓は取り出され、コニャック入りの瓶の中で、幾多の変遷を経て今はワルシャワの聖十字教会の柱…
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演奏者に効率の悪い音楽

クラシック音楽に馴染みのない人でも、ベート-ベンの第九交響曲に出て来る「歓喜の歌」は誰でも知っている。四人の独唱者と合唱を伴うスケールの大きい曲で、全曲1時間10分前後だが、歌手と合唱団が出るのは最後の20分だけである。 自分達の出番が来るまでの小一時間、ボサッと待っているかと思えば、第三楽章が始まる前にゾロゾロ出て来る。それでも…
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身振りが目立つピアニスト

クラシック音楽の演奏を聴くのに視覚は要しない。演奏振りや音色、曲の解釈に聴き入れば良い。ただ、演奏会場ではどうしても演奏家に目が行く。特に、身振りや顔の表情が派手な場合は、折角の演奏の印象が希薄になる。バイオリンやチェロのソリストには見られないが、何故かピアニストに顕著な演奏家がいる。 昨年亡くなったピアニストの中村紘子がそう…
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大学オーケストラの定期演奏会

昨6月10日、滋賀医科大学管弦楽団第66回定期演奏会を聴いた。初めて出席したのが2005年12月の第43回定期演奏会なので、その間何回か欠席したものの、20回近く参加していることになる。今回の演奏は、チャイコフスキーの歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりワルツ、ボロディンの「韃靼人の踊り」及びブラームス交響曲第二番だった。 …
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ほろ苦い「学生時代」の歌

ここで言う「学生時代」とは、最近死去したペギー葉山のヒット曲のことである。新聞の読書投書欄には、この曲を聞くとキャンパス生活の楽しい想い出が甦るとあったので、私と同世代の人であろう。 私も、軽やかな明るいこのメロディが大好きであった。ただ、この歌詞のゆえに自ら口ずさむことがなかった音楽であった。 溢れ出る向学心が体中に漲って…
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歌に変えられる日本語

ある民放テレビで面白い番組を放映していた。局アナが「保安」と書いたフリップを持って街頭に立ち、道行く中高生に読ませるのである。東京と名古屋での収録では皆“ホアン”と読んだのに対し、大阪では殆どが当たり前のような顔をして、“ホウアン”と発音したのである。この読み方はどこから来たのか。 民放の関西圏エリアだけに放映される関西電…
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『流行歌はどこへ』行った?

今日の毎日新聞朝刊のオピニオンページに、「そこが聞きたい“流行歌はどこへ”」と題したコラムがあった。 “歌がなくなった”との声が出て、口ずさむ歌が失くなった現在、誰もが漠然と推察しながらも、確たる原因を掴めない問題に対する小林亜星氏のコメントである。数々のヒット曲を生んだ、その世界の当事者の意見だけに傾聴に値する。 「まず…
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古典音楽コーナーが消えた?

同窓会の席上、クラシック音楽好きの友人からショッキングな話を聞いた。京都の十字屋からクラシック音楽のレコードは元より、CD/DVDの売場が無くなったと言う。 クラシック音楽の愛好家である私は、京都に住んでいる時は良くレコードやCDを買いに行った店である。新京極近辺に行った時はブラリと立寄り、豊富なクラシック音楽のレコード売場でレコ…
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歌えないグループが紅白大トリ

タレント・グループの「嵐」が今年の紅白歌合戦で大トリを務めると発表された。「嵐」と言えば、テレビの歌番組では殆どが口パクで出演するので有名である。ウィキペディアによると「嵐」は“男性アイドルグループ”とあり、“ボーカル・グループ”の表現はない。今や紅白とは、歌手でないタレントに、歌っているように演技させる歌番組?である。 私は…
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心に響かない名曲

あるブログに、「ベートーヴェンの交響曲は全部楽しめるが“英雄”だけはちっとも面白くない。メロディーも魅力的でないし、オーケストレーションも地味だし迫力ある聞かせどころもない」とあった。乏しい初給料から念願のこの曲のレコードを買った私から見れば、どんな耳の持ち主?と同情する。 「ショパンの“舟歌”(バルカローレ)は聴いても良く分…
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中村紘子も逝った

またアーティストの訃報である。ジャンルは異なるが、ザ・ピーナッツやダークダックスに続き、楽壇で名を馳せた中村紘子で、私がクラシック音楽を聴き始めた頃と時期を同じくして、学生音楽コンクール小学生の部での優勝が大きく報じられたので良く覚えている。名前の前にいつも、“天才少女”が形容詞のようにつけられたピアニストで、輝くような美少女だった…
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「リオっ子」は「カリオカ」という

南米大陸で初のオリンピックを一週間後に控えて、開催地のリオ・デジャネイロで待ちかねる地元の人達を「リオっ子」と呼称して数多く新聞紙上に躍っている。ただ、この「リオっ子」を出来れば『カリオカ』と呼びたい。 『カリオカ』とはリオ・デジャネイロで生まれ育った人を表す現地ポルトガル語である。日本の「江戸っ子」や「ハマっ子」と同じである。パ…
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ウェブ・ニュース動画に出るCM

ウェブ・ニュースの画面に、ビデオの動画が埋め込まれるケースが増えている。海外メディアの電子版も同様である。海外版は、ニュースの初めにCMが出て、画面右下に“Skip”のボタンがあり、興味なければ直ぐにCMをカットすることが出来る。国内の動画の場合は「あと15秒で広告をSkip出来ます」と出るのが多い。イヤでも15秒間、強制的にC…
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パソコンで聴く音楽

クラシック音楽を楽しもうと思えば、この頃はレコードショップへ行ってCDやDVDを買う必要はない。インターネットでお目当ての曲名を入力して検索すれば、YouTubeのサイトが出てくる。その画面の右側に異なった演奏家による動画がズラリと並んでいるので、聞き比べをすることも出来る。 パソコンで聴く音楽だから音質の面ではオーディオ製品には…
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ブランド品とその性能

一昨日の1月7日付けロイター・ニュースに、米国の女流演奏家が3億1千万円のバイオリンを列車の中に置き忘れたが、列車が発車する直前に取り戻せた。彼女は、「ホッとしたどころの話ではない」と生き返ったような気持ちだったという記事が出ている(英文こちら)。 このバイオリンは、クラシック愛好家なら誰でも知っているストラディバリウスで、16世…
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今日読み終わった本-「ベートーヴェンの生涯」

『ベートーヴェンの生涯』 山根銀二 岩波ジュニア新書 クラシック音楽愛好家にとっては、作曲された音楽そのものを聴き、時には感動を覚え、時には感傷的になり、時には勇気付けられる、そんな力が魅力なのである。曲によってはやすらぎを覚える人もある。同じ曲でも何回も繰り返して聴く度に、新しい発見があり、益々その曲に深入りするのがクラシック音…
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赤トンボがいなくなる?

「赤トンボの代表種”アキアカネ”が激減し、絶滅の恐れがある生き物のリストに加える自治体が相次いでいる。原因ははっきりしていないが、農薬との関連をうかがわせるデータもある」とのショッキングな記事があった(毎日新聞8月23日朝刊)。 8月初めの真夏の最盛期に、比良山脈の最高峰武奈ヶ岳の頂上付近や伊吹山頂上のお花畑上空に赤トンボが群れを…
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YouTube動画内のCM

ウェブ・ニュースに貼りついているビデオ・ニュースが、派手なCMで始まるのが多く、しかも直ぐにスキップ出来ないうるささがあったが、最近ネット上にアップされているYouTubeの動画にも、始まりだけでなく中途にも突然CM画面が現れるのが目立つようになった。 私は音楽が好きで、今は亡き巨匠の演奏がYouTubeで演奏しているのを…
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蘇ってきた映画「カーネギーホール」

その映画を見たのは、私の中学生時代だったかも知れない。いや、その映画の中に綺羅星の如く、次々と登場する名指揮者、名演奏家の名前や顔を殆ど知っていて、その豪華さに圧倒されたので、もう少し年を喰っていた可能性がある。いずれにせよ、1947年に撮影された古い映画で、題名は「カーネギーホール」。 その後、クラシック音楽を広く深く聴き進んで…
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今日読み終わった本-「カラヤンがクラシックを殺した」

『カラヤンがクラシックを殺した』 宮下誠  光文社新書(2008年) 20世紀前半にはクラシック音楽界には、巨匠、神童、巨人、帝王、獅子王などの称号を付けられたカリスマ性のある演奏家が、星の数ほど存在した。それも、ほぼ同時代に欧米を中心とした狭い地域で活躍していたのである。それが、20世紀後半に入って、音響再現技術が極…
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アイドルのコンサートは詐欺行為?

アイドル・グループのコンサートに参加した人に聞くと、会場に流れるのは彼らのナマの歌声ではなくDVDなど録音媒体からで、出演者は曲に合わせて口を動かせているだけの、いわゆる”クチパク”だそうである。それでは、高い入場料を支払った人に対する詐欺行為ということになるが、実はそうでもないらしい。 昨今は「歌手」という言葉はあまり聞かない。…
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滋賀医大管弦楽団第61回定期演奏会

毎年六月と十二月に、滋賀医科大学管弦楽団の定期演奏会がある。今回は第61回の定期演奏会で、当日の演奏の感想を求めるアンケートに、”今回で何回目のご参加ですか”と括弧の中に回数を書く欄があった。人の記憶を試すような設問とは思いながら、”自信はないが多分10回以上”と書いたが、気になって帰宅後同楽団のホームページで過去の演奏会を調べて見た。…
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姿を消したMDプレーヤー

昨日、6月25日の毎日新聞夕刊の「憂楽帳」と題するコラムに、”思い出ドライブ”と題して、次のような記事があった。 (前略)MD(ミニディスク)-1992年に登場した縦横約7センチの記録媒体で、20世紀末の若者はレンタル屋でCDを借りてはせっせとMDに録音したものだ。しかし栄華は短かった。電子情報技術産業協会の調べでは、最盛期の国内…
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お宝テープを廃棄

Xデーを間近に控えて身辺整理の一環で、今度は秘蔵の録音テープを廃棄すべく、押入れの奥から段ボール箱を引っ張り出して来た。録音テープと言っても、今では再生して聴かせてくれる装置が存在しないオープン・リール式の磁気テープである。 段ボール箱の中から出て来たのは、7インチテープが13巻、5インチが7巻で、収納ケースには録音の中味がメモさ…
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