梓川河童のページ

アクセスカウンタ

zoom RSS 「出会う」と「出合う」

<<   作成日時 : 2017/08/24 22:20   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0



今日の毎日新聞夕刊“憂楽帳”のコラムに校閲記者の一文がある。記事が活字化される前に表現の誤りがないかチェックし正す仕事である。「コウノトリが死亡した」という表現は誤りで、正しくは「コウノトリが死んだ」とする。“死亡”とは「人が死んだ」時の表現である。

「出会う」と「出合う」も違う。前者は対象が人で、後者は事物、例えば“自分の人生を変えた本との出合い”などと使い分けがあるそうである。

私の小学生時代のクラブ活動に新聞部があった。取材記者や紙面の割付編集など新聞を作る各部門の仕事を経験することであるが、私は先生から、「お前は本を良く読んでいるから“校正部”の仕事をせよ」と任命された。校正だから、誤字・脱字や文字の誤りを正すことだけと思っていた。文字の誤りとは、例えば原稿に「文字の謝り」とあったら、「文字の誤り」と変更することである。

ところが先生は誤字だけでなく、文脈の矛盾や表現の誤り、漢字の使い方までチェックする任務も付された。こうなると“校正”ではなく、“校閲”であるが、そこは小学校の新聞部のこと、校正と校閲とは同じ仕事と思っていた。いずれにせよ、間違いを正すことである。

暫く与えられた任務を続けたが、人の書いた原稿のアラ探しをするような仕事より、自分で取材して自分の表現で書ける記者の仕事に変えて欲しいと申出たが、各自が順番に夫々の仕事を経験させるとして直ぐには変えてくれなかった。

実際に校正・校閲の仕事を全うするには卓越した素養が求められる。その後の文章作りにかけがえのない貴重な経験となった思い出がある。






テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「出会う」と「出合う」 梓川河童のページ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる