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zoom RSS 沈黙の世界

<<   作成日時 : 2017/09/04 20:38   >>

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今日の毎日新聞の「余録」は、まるでレイチェル・カーソンの“沈黙の春”のようで、やりきれない思いがした。

『近所の風鈴の音が気になり、取り外してもらうよう頼んだ』、や『火の用心の拍子木の音も耳に障ると苦情が寄せられる』、から社会問題にもなった『幼稚園や保育園へのクレームで、東京都武蔵野市は来年4月に開園予定だった認可保育園が近隣住民の理解が得られなかったとして開園を延期した』に及び、『保育園が「迷惑施設」のように受け止められる現実をどう考えればいいのか』とある。

私の住む町内に、田圃に囲まれたお寺がある。農地転用で寺に隣接する区画が宅地として売り出された。境内の横なら静寂と思うのが人情で直ぐに完売された。ところが寺は昔から朝夕に鐘を撞く。転居初夜を過ごした家族は、耳の傍で大音響の鐘の音に叩き起こされた。不動産屋の物件販売資料には、このような注意書も説明もない。「余録」にも、『除夜の鐘にまで苦情が寄せられ、昼間に鳴らすことにした寺もある』と述べている。

町内はまた大病院への道筋にあり、救急車がのべつまくなしに通過する。だが、自治会では、この地域を通過する時はサイレンを鳴らさないよう希望が出ている。

以前にピアノ殺人事件が起こったこともある。我々の子供の頃は、家の前の道での缶蹴りや探偵ごっこ、三角ベースの野球で町内を騒がせていた。子供の元気な声が充満していたのである。

個人主義が徹底した結果、周囲の音に抵抗が出る時代になった。「余録」でも、『ではどうすればという知恵も浮かばない』と投げ出している。全く同感である。





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