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zoom RSS 商業主義が作ったブーム

<<   作成日時 : 2018/01/12 20:48   >>

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詐欺の内容に良質・悪質の差はないが、晴れの成人の日に予約していた着付業者が、当日に失踪し、振袖が着られない新成人を置き去りにした事件ほど悪質なものは前代未聞だろう。尤も、意図した詐欺ではなく、事業不振で店を畳まざるを得なかった経営の失敗が原因だったかも知れないが、晴れの日の当時まで予告説明もなくドロンして多くの被害者を騙したのは詐欺と同様である。

成人の日に、男女とも今日ほど華やかな衣装を着るようになったのは何時からか。報道によれば、成年式の起源は敗戦の翌46年11月、埼玉県蕨市で開かれた「青年祭」。当時の新成人女性はモンペ姿で出席したとある。私の頃は男女共に平服だった。火付け役の蕨市の青年祭には、「高度経済成長を経て70年代の成年式では振袖姿が会場を埋めている」としている。

何故振袖を着るようになったか。ヴァレンタイン・デーのチョコレートやボジョレー・ヌーボのワイン、土用の丑の鰻、節分の恵方巻と同様、恐らく着物離れが進んで危機を感じた和服業界が働きかけた商業主義の産物かも知れない。結婚式でも従来の角隠しや綿帽子と内掛けから、教会での洋式ドレスに好みが移っているので尚更である。

成人式での晴れ着ブームは、一生に一度のチャンスと捉えた乙女心をうまく掴んだ企画だった。和服業界は、「少子化を背景に業者が顧客を先食いしている」と指摘する。高校三年の女高生に、二年先のレンタル料を徴収しているらしい。業界の皆が皆、今回雲隠れした業者と同じとは言わないが、自分達の作ったブームで若い女性を傷つけたのである。









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