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zoom RSS 議長の役割と権限

<<   作成日時 : 2018/06/15 21:34   >>

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学校の生徒会や地域社会の自治会、同好会クラブの総会でも、議長は自分の意見を述べる権利はなく、絶対的な中立の立場を求められる。逆に、円滑な議事運営を進める責任と権限を有している。国会や予算委員会などでも同様で、発言者は総理大臣といえども、挙手をして議長に発言許可を求め、演台に上がる前に議長に一礼をする。

その議長であるが、例えば予算委員会など専門委員会の議長の影が薄い。与党の強行採決の際に、野党議員から議長席に詰め寄られたり、揉みくちゃにされる時にはスポットライトが当たるが、それ以外は単に発言許可を与える時に名前を呼び上げるだけである。最近は特に安倍首相を筆頭に、大臣や官僚が質問には直接答えなかったり、質問をはぐらかせる答弁が普通になっている。こんな状態が当たり前になって来たのは議長の責任である。議会を円滑に運営するためには、「総理!質問に対した答弁をお願いします」と注意し、軌道修正する権限と義務を負っている筈である。

そんな議長権限を、中立的な立場をかなぐり捨てた事例が勃発した。参院選の「1票の格差」を是正するための選挙制度改革を巡って、自民党は定数を「6増」する公職選挙法改正案の提出を強行した。自民案に反発する野党は、中立的な立場が求められる伊達忠一参院議長(自民出身)に斡旋を求めたが、議長は拒否したのである。議長はその職務にある間は党籍を離れ、中立を求められる。

以前、自民党から出た河野謙三という名物参議院議長がいた。自民出身ながら、国会の質問時間を自民3、野党7の改革案を提出した。与党提案件に対する与党の質問は無意味として、野党の質問時間に重点を置いたのである。議長の中立を実践した例として知られる。

伊達議長の斡旋拒否は、議長の中立に反するもので、野党からは「建設的な提案を一顧だにせず打ち切ったのは国権の最高機関の長として不適切だ」と批判された。国の最高決議間である国会の堕落は留まる所を知らない状態が続いている。





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