梅雨の季節は天気予報が当たり難い



天気予報の当たる確率は、高額なスーパーコンピュータの働きもあって、最近は格段に信頼性が高まっている。台風進路予想は言うに及ばず、日頃の天気も一週間先の週間予報も高い確率で当たり、旅行や屋外行事を計画する場合の絶好の手助けとなっている。ところが、毎日ジメジメと降り続く梅雨になると何故か予報が当たらなくなる。「明日も雨」と言っておけば間違いのない簡単な天気の筈がこれが当たらない。


私はパソコンに「守山市の天気」というスポット予報を登録してある。頻繁に「24時間の予報詳細」が更新されて発表される。1時間ごとの予報が表示され、その時刻になると予報通りの天気になるので結構便利使いしている。それが梅雨になると見事に外れることがある。事実、今日午前11時の天気は傘マークで降水確率50%と出ていたが、外は青空が広がり太陽の光すらさしていた。


関西の人にしか馴染みがないと思うが、昭和の終わりから平成の初めにかけて、関西テレビのお天気オジサンと人気のあった福井敏雄という天気予報解説者がいた。大阪管区気象台天気相談所長を最後に退官した人で、今でいう気象予報士の走りであるが予報士の資格は持っていなかった。気象予報士の制度が出来た1994年には既に降板していたからである。その人が梅雨時期になると「この頃はゲタを放り投げて占いたい気持ちです」と言っていたのを覚えている。「全国的に雨」を「ジェンコク的に」と発音して親しまれた。


梅雨と言えば、ジトジトと弱いけれども執拗に降る雨だが、今年の梅雨は台風に伴う豪雨以上の男性的な降雨である。熊本・鹿児島だけに留まらず九州全域に甚大な被害と犠牲者を出している。熊本のお殿様、細川元総理が安倍政権に「この期に及んで人の命より大企業優先なのか」と悲痛な声を上げている。我々はそんな高尚なコメントはないが、「この期に及んで連日高級料亭通いか」との次元の低い意見がある。政権末期を自覚して、今の内に「喰い逃げ」に違いない。