読ませる新聞記事


NHKテレビの報道ニュースは型にはまって面白味がない、民放テレビの方が面白いとは一般の評価である。確かに前者は淡々と報道するだけで、街中のビルや新幹線車内の電光ニュースのようにサラリと伝える冷たさすら覚える。民放テレビで、コメンテータがズラリと居並ぶニュース番組も如何なものかと思うが、肩が凝らないゆとりがある。

似たようなことが、日米の新聞記事にも見られる。下記は最近のワシントンポストのある記事の冒頭である。
クアラルンプール国際空港第二ターミナルは、いつもの月曜日朝の雑踏が続いていた。大勢の旅客は一杯に詰め込んだ携行荷物を手に、バリ・セブー・ダナン行きの格安航空の自動チェックインカウンターに群がっていた。

一人旅風の丸太りしたアジア人が、一週間のマレーシア滞在を終えて、マカオ行きカウンターで搭乗手続きをしていた。

近くのスターバックスでは大勢の旅客が席を占めて搭乗アナウンスを待っている。店内は騒々しく、ほんの数ヤード先で起こったことに気付く人は誰もいなかった・・・・

誰もが知る北朝鮮の金正男氏暗殺を報じるワシントンポストの第一報である。普通、商業英語通信文では、何が言いたいか結論を先に書くのが常道と教わったが、世界の論説誌であるワシントンポストですら、速報がこのように週刊誌風である。日本の新聞では精々3段記事がこのように物語風である。

論説を除けば万事このスタイルである。これが読者を引き付けるのかも知れない。Wポストだけではない、NYタイムズも同様である。これが購読数を引上げた手法かも知れない。






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