義理チョコの見直し



毎日新聞朝刊に「雑記帳」と題した囲み記事がある。その日の記事の都合で場所が変わるのか、毎日同じ位置にあるのか、殆ど読んだことがないので判らないが、今日はたまたまその囲み記事に目が留まった。見出しはなく、「義理チョコやめて難民支援を・・・」で始まっている。

丁度、バレンタインデーを前にした時期なので、単なる随筆ではなくニュース性がある。紙面第25面左下に置かれているので、この日の一番最後に付け足された、どうでも良い記事との印象を受けるが、内容は中々読ませるものであった。

ある保険会社の女性社員たちが、バレンタインに職場でチョコを配る習慣をやめて、その分のチョコ代や返礼品代を募金し、アフリカ・マリの難民の支援を始めて24年になるという。その間、約3千5百万円が現地の水田作りや医薬品購入に役立てられたとある。社内男女の多くが参加し、コミュニケーションの機会が増える効果を生んだばかりでなく、義理チョコを準備する煩わしさからも解放されたとの本音も付け加えられている。

私も現役時代に、「ハイッ義理チョコ!」と宣言してくれるものに嬉しさはなく、そのお返しを考えるのが鬱陶しかったので、上記保険会社の運動には両手を挙げて賛同するものである。

本来こんな記事は、誰の眼にも付き易い紙面に大々的に報じるべき内容である筈だが、チョコ・メーカーや百貨店から新聞への広告出稿を減らされる経済的影響が大きいので、心ならずも紙面の隅っこに置いたものだろう。

別に、新聞社が虚礼廃止を叫ぶ訳ではないので、ニュースとして大きく取り上げるべきである。






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