運行距離最長の普通列車

こんな記事を読むと、なぜかシンミリさせられるのが不思議である。
定期の普通列車としては運行距離が国内最長のJR山陽線岡山発下関行き列車が3日、最後の運行をした。4両編成の列車で、82駅に停車しながら384.7キロを7時間33分かけて走っていた。ダイヤ改正に伴い廃止されたもので、岡山駅では出発時刻の午後4時17分、別れを惜しむ鉄道ファンらがラストランを見守った。

我々の世代は、新幹線や高速道路がなく、長距離普通列車の本数が多く、ブルトレの夜行特急寝台もあったが、金欠の若者は普通列車を利用した。

中学の修学旅行は東京方面が定番で、京都から蒸気機関車に牽引された夜行普通列車に乗り、途中浜松で電気機関車に切り替えられるという生まれて初めての経験がオマケについていた。流石に東京までは長過ぎるのか、途中藤沢で降ろされて鎌倉へ向かった。

長じて、登山遠征するようになると、京都零時5分発の山陰本線の最終普通列車が下関行きで、伯耆大山への山行きに利用、この列車は他に登山客が詰め掛けて、さながら登山列車の感があった。登山列車と言えば、北アルプスに行く時は、京都から松本までの夜行で、これは普通列車でなく準急だったが、立錐の余地のない山屋ばかりで、不眠徹夜の強行軍だった。

いずれにせよ、長距離運行という点にかけては、今回のラストラン列車の比ではない。座席に座れなかった長距離列車という残酷列車の想い出だが、若い世代だったから耐えられた。食堂車が失くなり、長距離普通列車も消えたとなると、旅の風情も消滅した淋しさが残る。そんな思いで今日の記事を読んだ。






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