正直で清々しい江崎大臣



沖縄・北方大臣に任命された江崎大臣が「自分は素人。しっかりお役所の原稿を読ませて頂く」と発言して、早くも問題失言として波紋を呼んでいる。安倍総理から打診があった時、「私も73才、体力的に激務をこなせる自信がない」と固辞したが、派閥の長の二階幹事長の激怒を受け、承諾したと伝えられている。

安倍総理を含めて、各大臣の答弁は官僚が作成したものを読むだけというのは誰もが知っている。テレビで見ていると、皆ハンを押したように俯いて話している。自分が書いた原稿なら、“ふしゅう(踏襲)”や“みぞうゆう(未曾有)”、“でんでん(云々)”などと読む筈がない。どの閣僚も隠しているのを、江崎氏が正直に吐露しただけである。

長年政治家を務めていれば、いずれ大臣というのは人生の目標である。大臣待機組の議員が多い。その中で、自分の資質・知識・経験・体力を知って、自分からその任でないと固辞するとは、江崎氏は益々正直な人である。これを聞いた派閥の親分の二階幹事長は「何故断るか」と激怒した。「派閥の総意だ」と意味不明の説得があったという。

自民党の内部に詳しい評論家によると、二階派には他に大臣適齢期が4人いるが、最後に江崎氏に落ち着いたらしい。ということは、先の4人は身体検査で問題があったに違いない。二階派とすれば人材払底で、残るは江崎氏しかない。“派閥の総意”という意味がここで明らかになる。二階氏が激怒した理由も判る。

江崎氏は自民党員としては珍しく素直で正直な人である。批難する筋合いは全く無い。ただ、大臣の器かどうかとなると別問題である。







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