寿司好き米人からサナダムシ


サナダムシと聞けば高年層には懐かしく響くが、最近の中年を含めて若い世代には耳慣れない言葉だろう。人体に巣食う寄生虫のことで、戦後の日本人は誰もが身体の中に持っていた。検便の検体の中から時々ホンモノが出て来るので、当時の人は誰もが知っている。学校では生徒達に、これの除去のために漢方薬の“虫下し”を頻繁に服用させていて、我々はこの薬をマクリ(海人草)と呼んでいた。

原因は刺身や寿司などの生魚が媒体していたが、衛生管理の行き届いた今では食べても影響は出ていない。

ところが、最近の海外の日本食ブームの中で、刺身ファンの米国人からサナダムシが出てきて、刺身や寿司ファンに水を差すような報道がある。ワシントン・ポストにはご丁寧にも20日の夕刊と21日朝刊の電子版に報道している。夫々の見出しに続いて異なったリードを付けている。
1月20日夕刊
彼は自分の肛門から5フィートのサナダムシが出て来るまでは、毎日のように好物の寿司や刺身を喰っていた。彼はサナダムシをトイレット・ペーパーの芯に巻き付けてカリフォルニアの緊急処置室に持参した。

1月21日朝刊
彼は寿司が大好物で、毎日のように食べていた。ある日、自分の肛門に異常を感じてトイレで引張り出して見てみると、“あれれっ!これは何だ?動いている!”

問合せを受けたカリフォルニア大学教授の話では、アラスカ沖で獲れた鮭にサナダムシが寄生する可能性が指摘されたという。

日本のスーパーの鮮魚売場でも、原産地アラスカの魚とあるものを見かける。久しく聞かなかったサナダムシが出てくるかも知れない。だが、今マクリは手に入るか?





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