画像処理と音声処理

画像


「秀麗なオルスティンデンの山容と麓にある小奇麗な山小屋の屋根の形が生き写しであり、黄色い家の色と雪に覆われた山の白さとが見事なコントラストを見せている」と自然の山容と人工の建物の造形美を説明している。場所はノールウェイの一地方で、ある写真家が撮影したものである。

ただこの写真は一見して手前の家と背景の山が融合していないアンバランスな雰囲気が感じられる。パソコンのペイントやフォトショップ・エレメントのソフトを使ったことがある人なら直観で判る。山の写真に別の場所で撮った小屋の写真をパソコン処理で貼り付けたものである。撮影者は、家は二軒並んでいたが一軒だけ輪郭を切り取って、山の形に合うような位置に貼り付けたと白状している。

今は画像処理と称して、写真が簡単に作り替えすることが出来る。北朝鮮が海中からミサイルを発射した写真が、実は二つの写真を貼り付けたものであることを技術的に説明した記事があった。有名人が一人で露天風呂に入っている写真に若い女性の顔だけ切り取った写真を貼り付ければ、わけありカップルの暴露写真として簡単に発表出来る。今や写真は証拠書類としての信憑性が薄らいでいる。

同様に、音声処理というのがある。ICレコーダーを胸に隠し持って会話を録音するのは今では当たり前になっているが、これを再生する時に相手の声だけ抽出して、こちらの声を消すなどのことは朝飯前である。福田財務時間が、テレ朝女性記者にセクハラ発言の証拠として発表されたテープがまさしくそれで、女性記者の声は再現されていない切り貼りである。福田次官がテープの信憑性に疑問があるというコメントは、あながち逃げの強弁だけではない。本当は両者の声を音声処理なしで再生するのが臨場感があり、証拠力も高いのだが、それをすると女性側に二次セクハラの惧れと騒ぎ立てるから、両者平等な立場には中々立ち難いのである。







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