入院期間中の世相の動き

肺炎で入院したのは6月22日。当日の守山市の気候は最高気温29.5度、最低気温17.4度で平年よりやや暑いかなと感じたものの穏やかな天気だった。

入院して暫くは39度代の高熱にうなされ、テレビ放送もろくに見られない状態だったが、この間6月28日より7月8日にかけて岡山・広島・愛媛を中心に、停滞した梅雨前線の影響で大雨となり、各地で河川の増水、堤防の決壊、山崩れによる土砂の大量流出が発生し、各地で住宅の倒壊・流失などの大被害をもたらした。

濁流の中に、二階まで浸水した家の屋根で救出を待つ人、ヘリコプターやボートで救出される人達がテレビ画面に写し出された。

雨が止み、水が引き始めると次いで照りつける太陽の下に、家や道路を押しつぶした無数の岩や倒木が堆積し、重機が入れない場所で住民やボランティアの人達による懸命の作業が続いた。特に、半壊して住めそうにない家の中からの土砂掻き出しなど、まるで賽の河原の石積みのような作業を続ける人達の姿が胸を打った。

続いて、未曾有の酷暑。連日38度を越す日が続き。40度に達する地方も出て来た。熱中症による死亡が相次ぎ、学校の部活など自粛するところが続いた。この猛暑の中で、被災地の作業にも影響が出て15分の作業の後10分休憩をするなど、作業の進捗が進まなかった。堆積する土砂や倒木のためライフラインも直撃し、断水・停電の町が多い。照りつける太陽の下で給水を待つ列が続いた。

こんな絶望的な生活をする人達を、別世界のような暑さ知らずの涼しい病室でテレビで見ている自分に罪悪感をもたらしたのは当然だろう。

7月2日、桂歌丸が亡くなった。笑点の大ファンである私にはショックだったが、死因が肺疾患という私の今の病気に近いだけにイヤな気がした。年齢は私より一才年上だけの同世代である。私も近くなったかなと落ち込んでしまった。

こんな中、緊急の災害対策と無関係な国会では、意味不明の議員定数増、IR法案など急ぐ必要のない法案が強行に通ってしまった。政治なんて好きなように勝手にやっておれとヤケのような気にさせられた。

入院中に起こったことである。一ヶ月間冷房で冷え切った身体を、38度の猛暑の街へ退院した。






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