ガラケー睨んで「To be or not to be」




ソフトバンクより案内状が来た。「ソフトバンクでは周波数の有効利用による安定した品質かつ快適な通信サービス提供のため、2024年1月下旬に3Gサービスを終了します。サービス終了に伴い、お客様がご利用中の機種は、通話・メールなど全てのサービスがご利用頂けなくなります」とある。


“お客様がご利用の機種”とはガラケーである。この機会にスマホへ乗り換えるよう勧めている。携帯を手にして眺めながら考え込んでしまった。


サービス終了までまだ4年ある。自分は今82才。現在の体調・体力から考えて、後4年永らえる見込みは限りなく薄い。しかし、「人生百年時代」と言われ、周囲を見渡しても本来の予定日がどんどん伸びている人が多い。仮に自分もこの傾向に乗って、4年経ってしまったとしても、その頃には現在の携帯で連絡が取り合える活動が出来ているかと言うとその可能性も極めて薄い。サービス終了と同時にスマホを手に入れても、使うことがない状態になる。


それなら、今から切り替える手もあるが、毎日の電子ニュースはパソコンで十分事足りているので、スマホを持つメリットはない。加えて、菅新総理が「携帯電話料はまだまだ下げられる」と総務省や業界にハッパをかけている。今、慌ててスマホに切り替えると、後で損をしたと後悔することもあり得る。


と言う訳で、現下の情勢は「スマホ乗り換え先送り」に傾いて来たが、私の周囲にはガラケー派が少なくなって来た。先日も、長年の友人から「Line を勉強中。Line 友達になってくれ」と如何にもスマホに替えたと示唆するメールが入った。そのウラには「お前は当然既にスマホ派」と決め付けているニュアンスがある。


秋の夜長、長年愛用のガラケーを手にして眺めながら、ハムレットのような心境になっている。