男の仕事、女の仕事



『乳飲み児を残して逃げたカミサンには恨みはないけれども、腹を空かして母乳が欲しいと泣き喚く我が子が不憫でならない。育児・家事の男女共同参画が叫ばれても、男の俺には乳をやることはどう頑張っても出来っこない。子守唄を歌って寝かすことくらいは俺でも出来る。決して上手くはないが、ここは一つ子守唄でも歌ってやろう』という現代の世相を予告したような昭和の歌謡曲があった。


アダムとイヴの男女を創造した神は、「お爺さんは山に芝刈りに、お婆さんは川に洗濯に」行くよう家事まで任務を分担させたのである。原始時代に男が狩猟に出かけている間に、女達が泉のほとりに集まって洗濯をする光景が外国の洞窟に線画として残されている。女性は洗濯をしながらお喋りする習慣が原始の時代から始まっており、お喋りが女性の習性として受け継がれて来ているに違いない。森前東京五輪組織委員会会長が言い出した訳ではない。


ところが神が女性に分担させた仕事は、男性に比べて非常に過酷で差別が大きいとして差別解消の動きが高まったのは先進欧米諸外国でもほんのここ数十年の間である。男女平等に関しては1919年にILO(国際労働機関)が母性保護条約を採択したのを嚆矢としており、米国で女性に参政権が与えられたのはその翌年の1920年。昨年の2020年は丁度その100周年記念だった。今は男女格差を示す度合いをジェンダーギャップ指数として国別に毎年比較公表されている。日本は153ヶ国中121位と低位を占めているが、それでも男性の育児休暇取得など徐々に改善努力が払われている。


夫婦の家事分担.jpg

その関連で、育児休暇を所得した男性の報告が貴重なデータと共にプレジデント・オンラインに紹介された。「俺だって出来る」と意気込んだ家事の分担だが、やってみて女性の仕事が如何に負担が大きかったかが判ったという。上掲の画像は二人の役割分担を図示した判り易いデータだが、文字が小さ過ぎて読み辛い場合は、パソコンの「Ctrl」を押しながらマウスの中程のロールを回して図を拡大するか、(こちら)のレポートの最終ページを見ると良く判る。


このデータを見れば、家事・育児が如何に過酷で重労働なものかが良く判り、日頃尊大ぶっている男性のメンツ丸潰れの効果がある。これらは今迄全て女性が担って来た仕事だったが、問題はこれを如何に解消するかにある。




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