入院期間中のテレビ視聴料7千円




病院には各病床にテレビが設置されている。入院中の患者の唯一の慰みである。ところが、テレビを見るのはタダではない。各階エレベータ・フロアに設置のテレビ・カード自動販売機でカードを買って来て、受像機に差し込む必要がある。カードは1枚1000円で20時間見られる。


千円で20時間とは、1時間50円の視聴料である。単純計算で1分で5円に近い。民間放送の場合、番組の途中にCMが入るが、普通は気が付かなかったが4~5分が一般的と判った。CMを見るだけで5円かかるのでバカバカしくなってCMが入る毎にこまめに電源を切ることが習慣になった。


これ程、節約しても35日間の入院中に使ったカードは7枚、視聴料7千円であった。私はつまらないドラマやバラエティ番組は元々見ない。見るのはニュースや報道特集で、本来は長時間番組は見ない。にも関わらず何故こんなに使ったか?


10月20日に手術を終えて、病床でゆっくりテレビを見るようになったのは10月25日位からだった。時あたかもテレビ報道は大阪の都構想に対する住民運動の賛成・反対運動一色。次いで11月1日の投票日、即日開票結果の報道で目が離せることはなかった。11月1日午後10時の就寝時の開票速報と予想は賛成派がリードしていたので推進派が勝ったな、と思って眠りについた。翌日目が覚めてテレビのスイッチを入れると吉村知事と松井知事が並んで、「今後は都構想について運動することはない」と発表する場面が飛び込んで来たので逆転したことを知った。その後の報道はその解説が続いて長時間見さされた。


これがテレビ・カードを消費した理由の一つであるが、続いて米国の大統領選挙運動及び投票、延々と続いた開票結果速報に画面にくぎ付けになった。毎日似たような報道が続いたが、結構面白かった。都構想と米国大統領選挙、これがテレビ・カードを消費した理由である。


その後はCMになると電源を切る番組を小刻みに見る程度の報道番組で終わったが、振り返って見ると一ヶ月の視聴料が7千円とはボッタクリの設備だなと思った。




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